ハムスターは“初心者でも飼いやすいペット”として人気があります。犬や猫よりスペースも取らないし、お世話も簡単そうに見える。だからこそ、気軽な気持ちでお迎えする人も少なくありません。
でも、実際に飼ってみると、思ってたより大変だったと感じることがたくさんありました。
私自身、実際にハムスターと暮らしてみて、「かわいいだけじゃ飼えないな」と感じたことが何度もあります。
でもその一方で、小さな存在に毎日たくさん救われてきたのも本音です。
この記事では実体験をもとに、ハムスターを飼って後悔した内容をわかりやすくまとめました。
「これからお迎えしようか迷っている」と考えている方の参考になれたら嬉しいです。

この記事を読んでわかること
- なぜ後悔してしまうのか
- 飼う前に知っておきたいこと
- それでもハムスターを飼う魅力
ハムスターを飼って後悔した私のリアルな実体験

1. ペットロスの辛さ
これはハムスターに限らずどんな生き物にも言えることです。しかしハムスターは寿命が2~3年程度のため、お迎えからお別れまでの時間がかなり短いです。
今でも過去にお迎えしたハムスターたちのことをふと思い出して、「あの時こうしてあげられたら…」と後悔することも何度もあります。
このように、愛するペットを失うことで、強い後悔の念に駆られることもあります。
2. 騒音の問題
回し車の種類によっては、カラカラという音が想像以上にうるさい場合があります。
特にゴールデンハムスターは思い切り走ると回し車に体重がかかるせいか、がらんがらんと大きめの音が出ていました。
別の回し車に買い替えたことで騒音はなくなりましたが、音に敏感な方やアパート暮らしの方にはキツイ環境かもしれません。
3. 懐いてくれるかどうかは運次第
動画で飼い主の手の上で寝ているようなベタ慣れのハムスターをよく見ますが、うちに来てくれた3匹のハムスターたちはそこまで懐きませんでした。
もちろん、お迎えしてからの接し方などである程度変わりますが、結局はその子の性格によるところも大きい気がします。
特にロボロフスキーハムスターなどは、一般的に懐きにくいとされているため、触れ合いたい!と思っている方には向かない場合もあります。(ロボロフスキーは”観賞用”なんて言われることもありますね)
ハムスター=必ず懐いてくれる、仲良くしてくれる と思ってお迎えすると後悔してしまう可能性が高いです。
4. 医療費の増加
ハムスター自体は安価で売っているペットショップが多く、気軽に迎えてしまう人が多いですが、病気になった場合の医療費が高額になることも。
実際、何度か病院に行ったこともありますが、1回の診察代が1万円近くになったこともあります。
うちの場合はペット保険に加入しており、実際の請求は3割負でしたが、それでも1回1万円は正直びっくりしました。
症状によっては週に1回病院に行かなければならない場合もあるので、思ったよりも医療費がかかることもある、と覚えておいたほうが良いと思います。
5. 飼育の手間を軽く見ていた
飼い始める前は「そんなに手間はかからないだろう」と思いがちなハムスターですが、実際には毎日のお世話や環境維持に相当な時間を費やします。
定期的な掃除や食事の管理はもちろんですが、寿命が近づいてきたり、病気になってしまったりした場合は、それなりに時間のかかるお世話が必要になってきます。
例えば、こんなことをしていました。
- 歯が弱り固いペレットが噛めないため、毎回ふやかしてあげる
- 自ら水分補給をしないため、シリンジで水分を与える
- ご飯を自力で食べることができず、強制給餌(シリンジを使って口の中にご飯を入れること)
一回のご飯で15~30分ほどかかることもありました。
後悔しないために飼う前に知っておくべきこと
ハムスターとの暮らしを「楽しかった」で終わらせるためには、飼う前の準備が本当に大切です。
私自身、実際に一緒に暮らしてみると、想像していたより気をつけることが多くて驚いたんですよね。
だからこそ、お迎えする前に知っておいてほしいことがあります。
勢いだけで迎えるより、事前にちゃんと理解しておくことで、「こんなはずじゃなかった…」をかなり減らせるはずです。
ハムスターの基本的な生態を理解する
まず大事なのが、ハムスターの性格や生活リズムを理解すること。知らないうちにストレスを与えることになりかねません。
ハムスターの生態を理解して、ハムスターに合った環境づくりをしてあげることが大切です。
- 生活リズムの把握
ハムスターは基本的に夜行性です。
昼間はほとんど寝ていて、夜になると急に元気に動き回り始めます。
特に小さいお子さんがいる家庭だと、「触りたい!遊びたい!」となりやすいので注意が必要かもしれません。無理に起こしてしまうと、ハムスターにとって大きなストレスになることもあります。
- ストレスの軽減
ハムスターの飼育環境で最も適しているのは、温度20〜25℃、湿度40〜60%を保った、静かで直射日光の当たらない場所と言われています。
特に、リビングなどは遅くまで灯りがついていたり、大きな音も出やすい環境です。
可能であれば別の部屋にするか、遅い時間はケージの上からタオルなどをかけて暗い環境を作ってあげるなどの配慮をしてあげたほうが良いでしょう。
適切な環境の準備
ハムスターは体が小さい分、飼育環境の影響を受けやすい生き物です。
「とりあえず最低限そろえればいいか」で始めると、あとから後悔することもあります。
- ケージの選定
広くて通気性の良いケージを選ぶのが理想です。
ジャンガリアンやロボロフスキー向けの45cmのケージもありますが、基本的には広めの60cmのケージをお勧めします。(なんならそれでも狭いと感じるくらいです)
ケージの中にトイレや回し車、巣箱を入れていくと、かなり狭いな…と感じることも多いので、スペースに余裕があれば大きめのケージを選ぶと良いと思います。
- 床材の選び方
基本的には木製チップ(パインチップなどの安価なもの)で全く問題ないと思います。
しかし、ハムスターによってはアレルギーが出る場合があります。
その際は紙材のものに変更するなど、様子を見ながら変えてあげましょう。
うちの場合はアレルギーはなかったものの、ものもらいのようなできものが出来たことがあり、紙タイプに変えたことがありました。

こちらの紙材はコスパも良く、ホワイト、ピンク、ブラウンなどカラーバリエーションが豊富なのでおすすめです◎
継続的なコストを考える
ハムスターって、初期費用はそこまで高くありません。
でも、実際に飼い始めると、地味にいろいろお金がかかります。
例えば、
- ごはん代
- 床材の交換
- 冷暖房代
- 消耗品
- 病院代
このあたりは継続的に必要。
特に病院代は、本当に油断できません。
だからこそ、“かわいいから飼う”だけじゃなく、最後までちゃんと責任を持てるかも考えておくことが大切だと思います。
獣医を見つけておく
これは個人的にかなり大事だと思ったこと。
ハムスターは体調を崩すと急変することがあり、ちょっとした異変が死に直結することもあります。
ハムスターを含めた小動物は「エキゾチックアニマル」という扱いで、診察ができる病院はかなり限られます。対応していない病院も少なくありません。
だから、お迎えする前に
- 小動物(エキゾチックアニマル)対応か
- 夜間診療があるか
- 通える距離か
この辺を調べておくと安心です。
「まだ元気だから大丈夫」で後回しにすると、いざという時かなり焦ります…。
他の飼い主さまの体験談
正直、本や情報サイトだけだと分からないことって多いです。
実際に飼っている人の話って、「あるある」がすごくリアルなんですよね。
- 体調が悪そうに見えるけど理由がわからない
- エアコンや病院代で思ったよりお金がかかる
- 懐く子と懐かない子の差が大きい
- トイレを覚えるって聞いてたけど、覚えない子もいる
こういう“実際に飼ってみないと分からないこと”を知れるのは大きいです。
私自身、事前にもっと体験談を読んでおけばよかったな…と思ったことが何度もありました。
それでもハムスターを飼うメリットはある?

ここまで読むと、「やっぱりハムスターを飼うのって大変そう…」と思った方もいるかもしれません。
でも、それでも「お迎えしてよかった」と感じたことの方が圧倒的に多いです!
私自身、大変だなと思うことはありながらも、それ以上に救われた瞬間がたくさんありました。
小さな体なのに、気づけば生活の中心になっている。
そんな不思議な魅力が、ハムスターにはあるんですよね。
小さな仕草に、びっくりするくらい癒される
ハムスターの魅力って、やっぱりあの愛らしさ。
私も疲れて帰ってきた日に、ケージをのぞいた瞬間だけで「今日も頑張ってよかったな」って思えたことが何度もありました。
特別なことをしてくれるわけじゃないんです。
でも、回し車を一生懸命走っていたり、巣箱からひょこっと顔を出したり、そんな何気ない姿にすごく癒される。
小さな存在なのに、想像以上に心を支えてくれるペットだと思います。
比較的お世話しやすい
もちろん楽なことばかりではありませんが、犬や猫と比べると、お世話のハードルは低めです。
毎日のお散歩も必要ありませんし、基本的にはケージの中で生活してくれます。
特に、一人暮らしの方や忙しい方でも比較的お迎えしやすいペットかなと思います。
実際、私も「犬や猫を飼うのは難しいけど、何か小さな命と暮らしたい」と思ったのが、ハムスターを飼い始めたきっかけのひとつでした。
ただ、“楽そうだから”だけで飼うと後悔しやすいのも事実。
手軽に見える分、命を預かる責任を忘れないことが大切だと感じています。
種類ごとに性格が全然違うのも面白い
ハムスターって、種類や個体によって本当に個性があるんだなと感じます。
たとえば、
- のんびり屋さんな子
- 好奇心旺盛な子
- あまり触られるのが好きじゃない子
- 人懐っこい子
同じ種類でも性格が全然違ったりするんですよね。
ジャンガリアン、ゴールデン、ロボロフスキー…。
見た目だけじゃなく、性格の違いを知っていくのもすごく楽しいポイントだと思います。
「今日はこんな行動するんだ!」みたいな小さな発見も多くて、毎日見ていて飽きません。
命の大切さを改めて感じられる
ハムスターと暮らしていると、「命を預かること」の重みを自然と感じるようになります。
ご飯を食べてくれるだけで安心したり、体調が少し悪そうなだけで心配になったり…。
小さな変化にも敏感になるんですよね。
特にハムスターは寿命が短いからこそ、一緒に過ごせる時間の大切さを強く感じます。
正直、お別れは本当につらいです。
でも、その分「この子と過ごせてよかった」と思える瞬間もたくさんありました。
ただかわいいだけじゃなく、いろんなことを教えてくれる存在だったなと思います。
ペット禁止物件でも飼える場合がある
これは意外と大きなメリット。
もちろん物件によりますが、ハムスターのような小動物は、犬や猫に比べて許可されやすいケースもあります。
鳴き声が大きいわけでもなく、スペースもそこまで取らないので、「どうしてもペットと暮らしたい」という人にとっては選択肢になりやすいです。
ただし、勝手に飼うのはトラブルの原因になるので、必ず事前確認は必要。
ここは本当に大事です。

実は私が今住んでいるマンションもペット禁止なのですが、管理会社に確認したら小動物はOKと許可をもらいました!
まとめ
ハムスターとの暮らしは、楽しいことばかりではありません。
大変なこともあるし、「思っていたのと違った」と感じる瞬間もきっとあります。
それでも、小さな体で一生懸命生きている姿を見ると、「お迎えしてよかったな」と思える日がたくさんあるんです。
だからこそ、かわいいだけの勢いではなく、ちゃんと理解した上で迎えてあげてほしい。
そうすればきっと、ハムスターとの毎日は、かけがえのない時間になると思います。

